小児歯科|鳥栖市萱方町の歯医者【ふかや歯科医院】

〒841-0081 佐賀県鳥栖市萱方町136-1
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小児歯科

小児歯科|鳥栖市萱方町の歯医者【ふかや歯科医院】

小児歯科

小児歯科

大人と子どもの歯科では何が違うのでしょうか。成長期で変化し続ける子どもの歯と、永久歯が揃っている大人、という点が大きな違いになります。
子どもの歯は、永久歯を正しい位置へと導き、噛み合わせを含めた骨格形成をサポートする必要があります。
そんな繊細な子どもたちの歯を専門に診るのが小児歯科になります。小児歯科は、多くは0歳から12歳くらいを対象にしています。乳歯は永久歯より柔らかくて虫歯になりやすいうえ、虫歯の進行も早いので日ごろから気を付けることが大切です。
残念なことに、乳歯だから虫歯になっても問題ない、永久歯という替わりがあるから大丈夫と認識されている方も少なくありません。その考えは大変危険です。乳歯には丈夫な永久歯が生えるための準備や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、あごの骨の成長や知能の発達、正常な嚙み合わせにも影響を及ぼしています。さらに、虫歯は感染症であるため、虫歯がある状態で抵抗力の弱い新しい永久歯が生えてくると、永久歯が虫歯になるリスクは高まります。成長に合わせた適切な治療や予防を行うことで、健全な発育を歯から支えていくのです。

歯医者さんを嫌いにならないために

歯医者さんを嫌いにならないために

歯の治療は大人でも気が引けてしまうものです。子どもにとっては怖く感じることもあるでしょう。小さなお子さんであればなおさら怖くて大変なことです。ご両親によってはスムーズに来院するため、内緒で歯科に訪れる方もいらっしゃるかと思います。ですが、なるべくなら内緒にせず来院してください。嘘をつかれたと感じることで余計に嫌になってしまうこともあるからです。子どもは親の気持ちを敏感に汲み取るもので、マイナスな気持ちや不安な気持ちは伝わっていきます。ご両親が当たり前のことだと普段と同じ態度で接することで子どもは安心し、治療に対する抵抗感を減らすことができるのです。そして治療が終わったら「すごいね、頑張ったね、さすが!」とたくさん褒めてあげてください。褒めることがとても大切です。小さな成功体験がお子さんに勇気を与え、歯科嫌いを克服してくれるでしょう。

またコツの一つとして、午前中の受診がオススメです。夕方ですと疲れが出てきて不機嫌になりやすいからです。お子さんの機嫌の良い時間帯、体調の良い元気な時間帯を狙ってみてください。また受診までの間、待合室でリラックスして過ごせるよう、お子さんのお気に入りの絵本やおもちゃなどで遊んでお待ちいただくのもよろしいかと思います。

あと当院では女性歯科医師も在籍しております。
女性ならではのやさしい診療で、男性医師に苦手意識のあるお子さんもご安心いただけます。

虫歯にならないための予防

虫歯にならないための予防

赤ちゃんにキスはご法度!あまりの愛らしさと愛しさでキスをしたくなる気持ちは分かりますが、一度思いとどまってみてください。虫歯は感染症だとご存知ですか?虫歯が感染症であることは随分と周知されるようになってきましたが、子どもたちを虫歯から守る観点から今一度考えてみたいと思います。生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中は、無菌状態で虫歯菌はいないと言われています。虫歯菌を持っている大人と、キスなどの、お口のスキンシップを通してお子さんに虫歯菌がうつり、虫歯に感染してしまうのです。虫歯菌に感染しやすい時期は、生後1歳7ヵ月~2歳7ヵ月の間です。予防策としましては、この感染しやすい時期に、お子さんと同じ箸やスプーンを共有しない、離乳食の際に咬み与えをしないなど、お口のスキンシップを控えることです。そうすることで成長した時の虫歯の本数を少なくすることができるのです。また虫歯菌がうつってしまったかどうかなんて分からないですよね。うつさないことと同時に、日頃の歯ブラシ習慣も大切になってきます。小さい時は一緒に歯磨きを行うとともに、ちゃんと磨けているか確認と仕上げを、ご両親でしてあげましょう。また、小児歯科で定期検診やブラッシング指導を受けるのもオススメです。お子さんへの虫歯菌の感染に十分注意しながら、成人まで虫歯のない健康な歯を維持することができた場合、一生虫歯のない健康な歯でいられる可能性が高いということがいえます。弱い歯になってしまうことで、将来選べる夢や職業が限られてしまうこともあります。ご両親としては、お子さんの可能性を、選択肢を広げてあげることも大切ですよね。何より痛い思いをせずに済むのです。こんなにいいことはないのではないでしょうか。小さい頃から虫歯にならない習慣を身につけていきましょう。

虫歯の予防法

歯磨き指導

1.歯磨き指導

お子さんが歯磨きを好きになるように丁寧に指導いたします。歯磨き、ブラッシング指導では、虫歯を防ぐために効果的なブラッシング法を楽しみながら、歯科衛生士が丁寧に指導していきます。

フッ素塗布

2.フッ素塗布

生えてきたばかりの永久歯は、虫歯になりやすく、しかも急激に進行します。虫歯を予防するために、フッ素を歯の表面にコーティングします。フッ素の効果は、お子さんのお口の中の状態によってさまざまです。フッ素の塗布は歯の生える本数を基準に3ヵ月毎、年に4回を目安とし、医院でのケアを受けることをお勧めします。またご家庭でのフッ素洗口剤やフッ素入り歯磨き粉を、医院でのケアと並行されるとより効果的です。

シーラント

3.シーラント

お子さんの歯、特に奥歯の溝は複雑な形をしているので、なかなか歯ブラシの毛先が入りません。そのため汚れが溜りやすく虫歯が発生することもあります。細かい溝を歯科用の薄いプラスチックでふさいで虫歯を予防するのがシーラントです。シーラントは、はえたばかりの奥歯(6~7歳頃や11~13歳頃)の予防に有効です。